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マツダ、住友商事とメキシコでの生産事業およびブラジルでの販売事業で合弁事業に合意
マツダ株式会社(本社:広島県安芸郡府中町 社長:山内 孝 以下、マツダ)は、住友商事株式会社(本社:東京都中央区 社長:加藤 進 以下、住友商事)と、両者の強みを生かした新たな協業事業として、成長が著しい中南米市場の事業強化を目的に、メキシコでのマツダ車の生産事業およびブラジル市場での販売事業の基本合意に達し、準備に着手しましたので発表します。
メキシコでの生産事業については、中南米向けを中心とした小型車の生産拠点として位置づけ、車両組立およびエンジン組立工場を、2013年度の操業開始に向け、メキシコシティーの北西約250キロメートルに位置するグアナファト州サラマンカ市に建設を予定しています。新工場の生産能力は年間14万台で、「Mazda2(日本名:マツダ デミオ)」および「Mazda3(日本名:マツダ アクセラ)」を生産します。
一方、中南米市場の中核となるブラジル市場は、2010年には新車需要が2005年比で倍増の約350万台となり、中国、米国、日本に次ぐ世界第4位の市場に発展しています。両社が取り組むブラジルの販売事業は、メキシコ工場の完成に先駆けて、2012年度より、まずは日本生産の車両を市場に提供し、メキシコ工場が完成次第、同工場からも出荷する計画です。
マツダの山内孝代表取締役会長 社長兼CEOは「マツダは、2005年10月にメキシコ市場で販売を開始して以来、実績を着実に積み重ねており、2010年には過去最高の販売およびシェアを達成しています。その成功を基に、新興国事業について豊富な経験・知見を持たれている住友商事と協力し、今後メキシコはもとより、さらなる成長が期待されるブラジル市場を含む、中南米事業を強化していきます。また、これによりマツダが中長期施策で掲げている新興国市場のビジネスを強化するという目標を確実に達成させていきます」と述べました。
なお、この合意に伴い、両事業を実行するために現地合弁会社を以下の通り設立する計画です。
<生産事業の概要>
<販売事業の概要>
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